2021年1月に発売された『「後回し」にしない技術』(著者:イ・ミンギュ)は、
- やりたいことは色々あるけど、すぐに行動にうつせない。
- 3日坊主なんて山ほどある
- 年始の目標はどこいいっただろう
という悩みを持つ方におすすめの1冊です。
この本を読めば、自分がなぜすぐにできないのか分かり、「すぐやる人」になるための具体的な課題が分かります。
これであなたも後回しにしないすぐやる人になれ、自分に自信がつきます!
さらに、『「後回し」にしない技術』の要約とまとめだけでなく、Amazonで30日間無料で読める方法も紹介!
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『「後回し」にしない技術』を読んで、自分のやりたいことが自分の思うように進めることができる楽しさを実感しましょう。
『「後回し」にしない技術』の概要とあらすじ
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嫌なことを先延ばしにしない! 「やらなければいけないことを、今すぐやる」ために必要なのは「意志」ではなく「技術」だった。
「たった1%の変化を加えるだけで、人生は大きく変わる」という哲学を主張し、韓国で100万人以上の人々に影響を与えてきた心理学者が、「実行力」を身につける秘訣を伝える。
実行力を発揮するプロセスを「決心」「実行」「継続」の3つのフェーズに分け、心理学に基づくノウハウや考え方を解説する。
- 著者:イ・ミンギュ
- 出版社:文響社
- ページ数:320ページ
- 発売日:2021/1/14
『「後回し」にしない技術』の目次
- プロローグ
- 第1章 決心する
- 第2章 実行する
- 第3章 維持する
- エピローグ 毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう
『「後回し」にしない技術』の要約
プロローグ、各章、エピローグに分けて要約を紹介します。
プロローグ
成果は「力量×実行力」で決まる
『「後回し」にしない技術』プロローグより
いくら頭で考えても、行動しなければ何も変わらないということです。
この式に当てはめると、実行力が0ならば、成果も0。
だから、せっかくいいアイディアを持っていても実行しない人がほとんどで、1%の特別な人たちは、アイディアを必ず実行に移すのです。
そして、実行力は生まれつきの資質ではなく、学んで練習すれば誰でも開発できると本書にはあります。
実行力は「決心ー実行ー維持」の3段階からなります。
この次の章からこの3段階に応じた実行力を高める方法を紹介しています。
第1章 決心する
「決心する」では、6つの実行力を高める方法が紹介されています。
1つずつ簡単にまとめます。
1.「成功のイメージ」に逃げ込んではならない→ゴールではなくプロセスを「見える化」する
「切実に願い、生き生きとイメージさえすれば、夢ががなう」といった暗示は目標を達成する上で、邪魔になってしまうこともあります。
バラ色の未来を「イメージ」してばかりいる人たちは、成功を手にする前にイメージの中に逃げ込んでしまうのです。
そのため、目標までのルートを正しく捉える「プロセスの視覚化」の方がずっと重要です。
そして、望むものを手に入れたい場合は、すでにそれを持っている人の習慣を研究して、それをまねるのが一番いい方法です。
2.かゆくない方の足をかいていないか→「本当の問題」を見つける
関係のないことにエネルギーを消費していないか、自分の問題が何かしっかり把握しているかが大切で、問題を正しく把握できていなければ、問題ではないことを解決するために、多くの時間とエネルギーを浪費してしまいます。
<問題解決のためのIDEALステップ>
I:問題を認識する(Identify the Problem)
D:問題を把握する(Define the Problem)
E:解決策を探る(Explore Solutions)
A:計画し、実行に移す(Act on Your Plan)
L:結果を検討する(Look at the Effects)
3.スケジュールは逆から立てなさい→「逆算スケジューリング」を取り入れる
計画を立てる手順には、基本的にふたつの方法があります。
- 順行スケジューリング→現在を起点に順々に計算して目標達成の時期を推定する
- 逆行スケジューリング→最終的に目標を達成する時期、つまり未来を起点に逆算していますぐすべきことを選択する
現地点から見れば、すべてのことが重要に感じられ、重要なことよりも急ぎの用を選ぶ可能性が高くなります。
しかし、目標達成を基準にして逆方向から現在の状況を見れば、行動の選択の幅はずっと狭まります。
4.「プランB」があなたを救う→どんなときも「代案」を用意する
どんなに準備しても突発的なことが起こり、それを理由に途中で諦めてしまうということがあります。
そのために、突発的な事態に備えておくことが必要です。
決心を途中で諦める原因は、意志薄弱や外部の妨害というより、対策をしっかり立てていかなかったことにある場合がずっと多いのです。
5.「ひそかな誓い」はかなわない→「公開宣言効果」を利用する
ひそかな決心は、決心しないことと同じで、言葉や文章で自分の考えを公開すると、その考えを最後まで守ろうとする傾向があります。
出来るだけ多くの人に公開し、繰り返し公開することが大切です。
また、はっきり宣言し、約束を守らなかったときに払うべき代価を明らかにするといいです。
6.変われないのは望んでいないからだ→切実な理由を探そう
変わりたくても変われないのは、今の状況が、耐えられないほど苦痛ではないからです。
何かを成し遂げたければ、「なぜ、やらなくてはならないのか」を突き詰めなければなりません。
差し迫った気持ちで取り掛かれば、その目標はすでに半分は成功したも同然です。
第2章 実行する
「実行する」では7つの実行力を高める方法を紹介されています。
1つずつ簡単にまとめます。
7.ベストタイミングは常に「いま」だ→どうせやるなら素早く処理する
特別な時間、特別な日にちまで決心を先延ばしにすることは、表向きはいくら変わりたいと望んでいても、内心では絶対に変化したくないと言っているのと同じです。
どうせしなくてはならないことなら、即断即決で処理するのがよいです。
人生で最も破壊的な単語は「あとで」です。
最も実践に適した日は「今日」であり、最も実行に適した時間は「いま」なのです。
8.最初の1%の行動に全力を注げ→小さいことから始めよう
成功者は、いくら難しい事でも、その中から簡単にできる小さなことを探し出します。
意欲がわかないときは、まず小さなところから始めてみましょう。
不思議なことに、いったん始めさえすれば、そこから楽に進むことが多いです。
9.「ふたつの締め切り」をつくりなさい→「開始デッドライン」を設定しよう
自分で締め切りを調節できなければ、結局は締め切りが自分の人生をコントロールすることになってしまいます。
実行力に優れた人の心の中には、実は「ふたつの締め切り」があります。
- 仕事をいつまでに終わらせる→「終了デッドライン」
- 仕事をいつから始めるか→「開始デッドライン」
人は締め切りに合わせて仕事を始めます。
小さな仕事でも自分なりの締め切りを設定して、ひとつずつ実行すると、ストレスを減らすことができ、自分のために使える時間をより多く確保できます。
10.人生は「実験」の連続だ→すべての行動は実験だと考えよう
問題の大小に関わらず、問題を頭痛の種ではなく、実験の対象とみなすのです。
そして、失敗は仮説が間違っていたという事実を教えてくれ、新しい仮説が必要だということを悟らせてくれる、もうひとつの成功体験です。
全てが実験だと思えば人生は180度変わります。
11.頼んだ人が助けてもらえる→「助けられ上手」になりなさい
「わからない」と言える人は愛されます。
他の人の助けなくして、どんな人でも豊かな人生を送ることはできません。
助けを求めるのは、世の中に「実行したい」というシグナルを送るのと同じです。
尋ねないのは学びたくないということであり、助けを求めないのは切実に望んでいないのと同じです。
12.見られていないと人は動かない→「観察の力」を利用する
誰かに見られていることを意識すると行動は変わり、観察し記録することで行動が変化します。
どんなことでも自分を観察対象にすれば、その活動をより意識的に自覚し、もっと頑張ろうと努力するようになります。
13.大事な仕事の前に雑用をやりたくなる理由→ウォーミングアップに時間をかけるな
やりたくない仕事から逃げるための一番簡単な方法は、その仕事と少しでも関係があって、しかも楽な仕事を見つける事です。
失敗する者は常に、将来は苦痛の種になるかもしれないが当面は楽しい仕事に一生懸命になり、成功する者は、将来的に大きな満足を与えてくれるが現在は苦痛な仕事、つまり、失敗する者が嫌う仕事を先にするのです。
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第3章 維持する
「維持する:」では7つの実行力を高める方法が紹介されています。
1つずつ簡単にまとめます。
14.人はセルフイメージ通りの人間になる→理想の自分を描こう
人間の考えは行動を決定し、人間の行動は運命を決定します。
「私はこんな人間だ」と自らを規定すれば、本当にそんな人間のように行動します。
そうして結果的にそんな人間になります。
どんな人でも、イメージする以上に高い場所に登ることはできません。
イメージほど成功の障害物になるものはありません。
同時に、イメージほど可能性を高めてくれるものもありません。
15.人の頼みを断れないのはなぜか→断る勇気の持ち方
他人があなたに対してどんな接し方をしようが、その責任の一部は明らかにあなた自身にあります。
だから、他人からいまとは違う扱いを受けたければ、自分がまず変わらなくてはなりません。
いつも様々な依頼に振り回されているのなら、それは自分が目指す真に重要な目標がないからです。
あなたが断ってもほとんど影響はありません。
16.掃除をしたければ、家に友達を呼ぼう→自分でなく環境をコントロールする
意志の力に頼ってはいけません。
自分自身をコントロールしたければ、自分をコントロールしている刺激の力を認識する必要があります。
また、逃げられない状況に自分を囲い込み、望みのことに没頭するようにします。
背水の陣を張って戦う人と、こっそり退路をつくっておく人とでは、多くの面で違いが出ます。
目の色も違い、態度や行動も違い、その違いが、勝敗を分けるのです。
17.「効率」と「効果」の違いを知る→価値の高い仕事をしよう
「効率」と「効果」は全く違うものです。
- 効率→投資した努力と結果の比率、つまり仕事をどれだけ多く、どれだけ早くできるかで測定される。効率と成果は別次元の問題なので、効率が高いからといって、必ずしも成果が保障されるわけではない。
- 効果→現実の成果や寄与度に直結する中心的な役割の仕事をどれだけよくやったかという尺度。効果が高い仕事をするということは、成果を出せる仕事や寄与度が高い仕事をよくやったということだ。
重要でないことに大切なエネルギーを注ぐのはやめましょう。
意味のないことに利用価値の高い時間を使うほど愚かなことはありません。
18.いかなるときも目標から目をそらさない→ゴールについて考える時間を確保する
望むものを手に入れたければ、望まないこと、避けたいことについてではなく、望むものとそれを手に入れる方法について考える時間をもっと増やさなければなりません。
選択的注意集中:ある目標に集中すると、人間の脳は目標と関連したものだけに強く反応し、それ以外の刺激を無視するようになる。
目標から目をそらさないために、様々な刺激を用意するとよいです。
19.雨が降るまで雨ごいをしよう→臨界点は必ずやってくる
あらゆる可能性を試したと思っても、まだ可能性は残っています。
そして、表向きには目に見える変化がないにしても、内側では少しずつ変化が起こっています。
さらにチャレンジし続ければ、「この状態」から「あの状態」に突然変わる瞬間、すなわち臨界点がやってきます。
人は決して失敗しません。
ただ、途中でやめているだけなのです。
20.教えることは学ぶこと→積極的に教える機会を持とう
人は誰かに教えるときにもっとも多くのことを教わります。
学びたい分野があれば、それをテーマに文章を書き、その内容を誰かに教えてみるといいです。
エピローグ 毎日1%だけ、昨日と違うことを実行しよう
小さなことを1つだけ選んで実行しましょう。
明日も、明後日も、明々後日も、毎日1つずつだけ実行しましょう。
No Action,No Change!
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『「後回し」にしない技術』から学べることまとめ
「後回し」にしてしまうには様々な理由があり、その様々な理由に対処できる内容の1冊になっています。
自分に問題があるのは、「決心」なのか「実行」なのか「維持」なのか、はたまた全てなのか?
まずは問題を見極めて、その項目の実行ポイントを簡単な手のつけやすいものから1つずづ実行していきましょう。
本書には実行力を高める方法1つずつに具体的な行動に移すポイントが記されています。
毎日1つずつ実行していくうちに、気づいたら遠くまで来ているということになるのではないでしょうか。
もう絶対に「後回し」にしない、実行力の高いすぐやる自分になれ、自己肯定感も周囲からの信頼も高まります。
『「後回し」にしない技術』がおすすめな人
- 毎年初めに繰り返す三日坊主の習慣から抜け出したい人
- 先延ばしの癖がある人
- こうなったらいいな、こうしたいと思うだけで、実行に移せない人
- 上手くいかないとすぐに諦めてしまう人
- スケジューリングが苦手な人
- 社員の実行力を高めたい人
- 子供の実行力を伸ばしたい人
本書には、実行の際の具体的なポイントと今すぐに始められるヒントが記されていますので、実行力を高めるためにも、読んでみることをおすすめします。
「後回し」にして後悔する自分とさよならできます。
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『「後回し」にしない技術』まとめ
自分の実行したいことがなかなか前に進まないことは、嫌な気持ちになるものです。
そして、自分への自信も失ってしまいます。
そんな人の救世主になること間違いなしの本が『「後回し」にしない技術』です。
ぜひ、読んで1つでも実行してみてください。
物事が前に進んだという事実によって、自分に自信がつきます。
毎日の充実度が増すこと間違いなしです!
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