宮部みゆきのおすすめ小説は電子書籍で読めない?!Audibleで解決

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宮部みゆきの本って電子書籍化されている?
たくさんあるけど、初心者はどれから読んだらいい?

読み出したら止まらない宮部みゆきのおすすめ本と電子書籍化、Audibleの活用について紹介します。

宮部みゆきの作品は電子書籍化されている?

結論から申しますと、宮部さんは一部作品を除いて電子書籍化を認めていないそうです。
残念・・・。
その一部作品も10作品程度です。
後述する「宮部みゆきおすすめ作品5選」の中で電子書籍化されている作品はありません。
もちろん紙の本以外の楽しみ方は紹介します。

電子書籍化するか決める権限は、基本的にその本を書いた作家自身にあると言われています。
宮部さんは、紙の本を愛し、出版文化を守りたいという思いも強いようです。

電子書籍で読むなら『ブレイブストーリー』

電子化されている書籍で有名な作品には『ブレイブストーリー』があります。

小学五年生の亘は、ゲームが大好きなごく普通の男の子。友達に囲まれ、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、父から「この家を出てゆく」と告げられる。突如持ち上がった両親の離婚話に、亘の日常は次第に失われていく。バラバラになった家族を取り戻すべく、亘は異世界への旅たちを決心した。

こちらの作品はアニメ映画にもなったので知っている方も多いのではないでしょうか?
RPGを小説にしたかのような内容で、ファンタジー小説が好きな方にはおすすめです。
宮部みゆきのミステリー小説が好き!という方でもいつもと違う世界観を味わうことができます。

宮部みゆき『ブレイブストーリー』が読める電子書籍サイト

では、宮部みゆきの『ブレイブストーリー』が読めるおすすめ電子書籍サイトを紹介します。

初回登録で70%OFFクーポンがもらえる、「コミックシーモア」と「DMMブックス」がお得に購入できます。
上・中・下合本版は2398円(税込)なので70%OFFクーポンはかなりお得です。


また、楽天ポイントを貯めたい、使いたい、という方には楽天koboもおすすめです。

【初心者必見】宮部みゆきおすすめ作品5選

たくさんある宮部みゆき作品、一体どれから読んだらいいのだろうと迷うと思いますので、まずはこの5冊を読んでみて!を紹介します。
どれも読み出したら、続きが気になり過ぎて時間が経つのを忘れてしまいます。
時間配分は要注意ですが、どっぷり物語の世界に引き込まれますので、嫌なことがあった日には全てを忘れて、読書に集中している間に、「ま、いいか」と嫌な気持ちが薄れてきていたりすることもあります。

では、紹介します!!

おすすめ1 『火車』

どれから読んでいいか分からないという方はまず、『火車』を読んでください。
宮部みゆきのミステリーの面白さを充分に味わえる1冊です。

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

他人に成りすまして人生をやり直す、自己破産という社会の暗い部分、様々な登場人物の細かい心の動き、全てが絡み合って最高のミステリーに仕上がっています。
読後は、必ず他の作品も読みたいという気持ちになります。

おすすめ2『理由』

『火車』で宮部みゆきワールドの面白さを知ることができたら、次のおすすめは『理由』です。

東京都荒川区の超高層マンションで起きた凄惨な殺人事件。殺されたのは「誰」で「誰」が殺人者だったのか。そもそも事件はなぜ起こったのか。事件の前には何があり、後には何が残ったのか。ノンフィクションの手法を使って心の闇を抉る宮部みゆきの最高傑作がついに文庫化。

インタビューの形式で物語は進んでいきます。
事件の周囲の人達の心の中も踏まえて細かく描かれていて、自分もこの事件の中にいるような気がしてきます。
社会の歪みを様々な視点で語り、物語に盛り上がりはなく淡々と進んでいきますが、それぞれの「理由」があることが分かり、読み応えがあります。

おすすめ3 『模倣犯」

2冊読んだからもう宮部みゆき作品はお腹いっぱいというわけには、到底なりません。
さぁ、次は何を読もうとすっかり虜になっているのでは・・・。
おすすめ3冊目は『模倣犯』です。

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった――。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕!

え?文庫本で5冊も??
って思いましたよね。
大丈夫です。最後まで読めます。むしろ早く続きが知りたくて止まらなくなります。
私は、『模倣犯』を読んでから、小説は長ければ長いほどワクワクするようになりました。
被害者家族、警察、ルポライターなど様々な視点から事件を描いていき、テンポ良く読めますが、なかなか事件の概要が掴めず、先へ先へと進めたくなります。
寝不足に気をつけましょう。

おすすめ4 ソロモンの偽証


次は、中学生が中心に物語が進む『ソロモンの偽証』。
子供達が主人公だと少し物語の色が変わります。また新しい気持ちで楽しめます。

クリスマス未明、一人の中学生が転落死した。柏木卓也、14歳。彼はなぜ死んだのか。殺人か、自殺か。謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。さらに、過剰報道によって学校、保護者の混乱は極まり、犯人捜しが公然と始まった――。ひとつの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。それに抗し、真実を求める生徒たちを描いた、現代ミステリーの最高峰。

もう文庫本6冊も驚かなくなっていると思います。
宮部みゆき作品は、この長さだから作品を思う存分楽しめるのです。
登場人物1人1人が細かく描かれていて、納得のいく読後感です。
裁判の全てに目が離せなくて、読後はきっと終わってしまった寂しさを感じてしまいます。
そして、この中学生たちはどんな大人になるんだろうとしばらく想像の世界へ・・・。

おすすめ5 杉村三郎シリーズ

最後は、シリーズものです。
ここまで、長い長いお話をじっくり読み、物語の世界に入り込んできたので、次は杉村三郎シリーズをおすすめします。

杉村三郎は、どこにでもいるようなごく普通の中年男性で、犯罪の世界とも無縁。
しかし、様々な事件に巻き込まれていくうちに私立探偵という職業を選んでいきます。
誰かが、見届ける役目を果たさなければならなかったからと・・・。

今まで、おすすめしてきた4冊とは少し違い、劇的なものは少なく、時間とともにじんわりと謎が解けていくような展開です。
シリーズになっていますので、杉村三郎の心の移り変わりもじんわりと心にしみます。

電子書籍化されていない宮部みゆき作品はAudibleで楽しむ

さて、ここまで宮部みゆきおすすめ5選を紹介してきましたが、紙の書籍以外にどのようにして、この作品を楽しむかと言いますと、それは、Audibleを活用します!
耳で聴く読書、Audible。
ランニングやウォーキング中、家事の合間など手も目も塞がっていても、耳で読書ができます。
時間を効率的に使うことができ、おすすめです。
詳しくはこちらの記事に書いてあるので、参考にしてください。

月1500円で聴き放題対象のオーディオブックを聴くことができます。
30日間は無料で試すことができますので、ぜひ聴いてみてください。
プロのナレーターや俳優さんが臨場感たっぷりに語ってくれます。
口コミには、本だったら長くて挫折していたかもしれないけど、オーディオブックだから最後まで楽しめたというものもあります。
私も、ウォーキング中に聴いていたのですが、続きが気になりすぎて、わざわざ遠回りして帰ったりしていました。
歩数も稼げて一石二鳥です。

今回紹介した宮部みゆきおすすめ5選のうち、杉村三郎シリーズは今のところオーディオブックがありませんが、他の4作品が聴き放題対象になっています。
ぜひ、時間を忘れて楽しめる極上の旅へ出かけてみてください。
日常の些細なこともきっと忘れてしまいますよ。

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