【本屋大賞2023年結果】本屋大賞受賞作、ノミネート作品のランキング一覧と個人的順位発表!感動小説、ミステリー小説のおすすめも紹介

本屋大賞
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2023年本屋大賞受賞作品が決定!

毎年ノミネートしている小説は全て読んでいる私が、あなたにおすすめの本を探すお手伝いをします!

必ずあなたが求めている小説に出会えますので、最後まで楽しんでください。

小説は自分では体験できない様々なことを疑似体験して、思考や想いを深掘りできるツールです。

人生をもっと深く豊かに、そして幸せに。

本記事では、2023年本屋大賞作品の紹介や、私が読んで感じた魅力を余すことなく伝えていきますが、

本屋大賞作品の『汝、星のごとく』、『光のとこにいてね』、『爆弾』、『方舟』、『川のほとりに立つ者は』、『#真相をお話しします』などの人気本も

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2023年本屋大賞のノミネート作品順位発表!

2023年の本屋大賞ノミネート作品のランキング一覧です。

大賞『汝、星のごとく』
2位『ラブカは静かに弓を持つ』
3位『光のとこにいてね』
4位『爆弾』
5位『月の立つ林で』
6位『君のクイズ』
7位『方舟』
8位『宙ごはん』
9位『川のほとりに立つ者は』
10位『#真相をお話しします』

2023年本屋大賞のノミネート作品のあらすじと感想

2023年本屋大賞のノミネート作品のあらすじと感想、おすすめポイント、著者について紹介します。

2023年本屋大賞受賞1位・『汝、星のごとく』

その愛は、あまりにも切ない。

正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。
本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。

ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。

ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。

『汝、星のごとく』の感想とおすすめポイント

切なすぎて、涙なしには読めません。

読後はしばらくの間、感動に包まれ余韻に浸ってしまいます。

さあ、これからどう生きていこうか・・・。

「思いのままに生きる」「正しさとは、普通とは」一体何なのか?

人生について問いかけられることがたくさんある本でした。

壮絶な人生だったとしても、主体的に自分らしく生きていく勇気をもらえる1冊です。

詳しくは、こちらのブログで紹介しています。

著者:凪良ゆう(なぎらゆう)について

本屋大賞ノミネート選出回数は2年ぶり3回目(2020年『流浪の月』で大賞受賞、2021年『滅びの前のシャングリア』で7位)

京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。本書は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。

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2023年本屋大賞2位・『ラブカは静かに弓を持つ』

少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……

『ラブカは静かに弓を持つ』の感想とおすすめポイント

音楽小説の楽しさとスパイものの緊張感が味わえる傑作です。

主人公が音楽の演奏や仲間との交流を通して、心を開いていくところが魅力的。

そして、潜入がいつバレるかのハラハラドキドキも止まりません。

音楽の持つ力に引き寄せられ、無気力な主人公が人との絆と信頼を再構築して、自らの人生を切り開いていく姿に勇気をもらえます。

チェロの曲を聞きながらゆったりとした気持ちで読みたい本。音楽小説が好きな人におすすめ。

著者:安壇美緒(あだんみお)について

本屋大賞ノミネート選出は初。

1986年北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2017年、『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2020年、北海道の中高一貫の女子校を舞台にした青春長編『金木犀とメテオラ』を刊行、書店員からの熱い支持を受けロングセラーとなる。

2023年本屋大賞3位・『光のとこにいてね』

――ほんの数回会った彼女が、人生の全部だった――

古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。
彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。

――二人が出会った、たった一つの運命
切なくも美しい、四半世紀の物語――

『光のとこにいてね』感想とおすすめポイント

純粋にお互いのことを想い光のとこにいて欲しいと願う気持ちに心打たれます。

切なく美しい物語で、最後は涙が溢れ、終わらないで欲しいと願う・・・。

言葉ではうまく表現できない二人の関係は、愛情よりもっと奥深い情を感じました。

心が洗われる、涙なしには読めない1冊。

詳しくはこちらのブログで紹介しています。

著者:一穂ミチ(いちほみち)について

本屋大賞ノミネート選出回数は2年連続2回目(2022年『スモールワールズ』で3位)

2008年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。劇場版アニメ化もされ話題の『イエスかノーか半分か』など著作多数。

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2023年本屋大賞4位・『爆弾』

東京、炎上。正義は、守れるのか。

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

『爆弾』感想とおすすめポイント

物語がどのように展開していくのか、手に汗握る究極のドキドキを味わえます。

自称「スズキタゴサク」の不気味さと取り調べ刑事との心理作戦が絶妙。

様々な人物の視点から描かれる爆発事件は、人間の根底にある差別や偏見、憎悪を描いていて、心に重くのしかかります。

爆弾は、いつでも自分の中にあるのかもしれません。

これを読ま無ければ、“旬”のミステリーは語れません!!緊張感のある謎解きミステリー。

著者:呉勝浩(ごかつひろ)について

本屋大賞ノミネート選出は初。

1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。現在、大阪府大阪市在住。2015年、『道徳の時間』で、第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞受賞、同年『ライオン・ブルー』で第31回山本周五郎賞候補、’19年『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』で第72回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞受賞、同作は第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)も受賞し、第162回直木賞候補ともなった。21年『おれたちの歌をうたえ』で第165回直木賞候補。他に『ロスト』『蜃気楼の犬』『マトリョーシカ・ブラッド』などがある。

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2023年本屋大賞5位・『月の立つ林で』

長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家――。

つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの想いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。

最後に仕掛けられた驚きの事実と
読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、
心震える傑作小説。

『月の立つ林で』感想とおすすめポイント

短編ですが、それぞれの登場人物が日々の生活の中で知らず知らずのうちに交わっている様子が描かれているのが好きでした。

一人で生きているつもりでも、一人ではやっぱり生きていけない。

そして、想像のつかないラストへと導かれた時には、感動の波が抑えられません。

見えない繋がりを信じ、前に進める1冊。穏やかな気持ちに導いてくれます。

詳しくはこちらのブログで紹介しています。

著者:青山美智子(あおやまみちこ)について

本屋大賞ノミネート選出は3年連続3回目(2021年『お探し物は図書室まで』で2位、2022年『赤と青とエスキース』で2位)

1970年生まれ、愛知県出身。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞受賞。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』で本屋大賞第2位に選ばれる。他の著書に『鎌倉うずまき案内所』、『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』『いつもの木曜日』など。

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2023年本屋大賞6位・『君のクイズ』

生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される! 
「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント!

『君のクイズ』感想とおすすめポイント

クイズについてとても詳細に描かれ、クイズの世界の裏側を知ってしまった気分です。

人生に無駄なことなんて1つもないんだと思わせてくれます。

ページをめくる手が止まらず、後悔させない面白さです。

クイズプレイヤーの頭の中ってこんな風になっているのかと感心させらました。

SNSでも盛り上がりを見せる、話題沸騰の一冊!唯一無二のクイズ小説!!

著者:小川哲(おがわさとし)について

本屋大賞ノミネート選出は初。

986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト〈大賞〉を受賞しデビュー。『ゲームの王国』(2017年)が第三八回日本SF大賞、第31回山本周五郎賞を受賞。『嘘と正典』(2019年)で第162回直木三十五賞候補となる。

2023年本屋大賞7位・『方舟』

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?

大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。

タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

『方舟』感想とおすすめポイント

こんなドンデン返しある?と思わず叫びたくなるような、極上のミステリー。

地下建築というクローズドな空間と限られた時間で起きる殺人事件は不気味で、さらに不可解なことが多過ぎて、何度背筋がゾッとしたことか。

この極限状態で一番冷静だった犯人は、ある意味あっぱれです。

「この衝撃は一生もの」という言葉がまさにピッタリな小説でした。

「週刊文春ミステリーベスト10」&「MRC大賞2022」堂々ダブル受賞!極上の大ドンデン返しを味わいたい人におすすめ。

詳しくは、こちらのブログで紹介しています。

著者:夕木春央(ゆうきはるお)について

本屋大賞ノミネート選出は初。

2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。
近著に『サーカスから来た執達吏』がある。

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2023年本屋大賞8位・『宙ごはん』

この物語は、あなたの人生を支えてくれる 

宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。 
宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。 

『宙ごはん』感想とおすすめポイント

誰かの優しさや温かい料理で少しずつ前を向く物語に思わず泣いてしまいます。

登場人物たちが抱えているものは壮絶だけど、いろんな経験がその人を作っていくのだなと思いました。

日々欠かせない「ごはん」が心を温かく包んでくれます。

身勝手な大人に振り回されながらも、どうか健やかに育ってねと応援する気持ちにもなる物語でした。

美味しい手料理で親子の関係を紡ぐ感動の1冊。

著者:町田そのこ(まちだそのこ)について

本屋大賞ノミネート選出は3年連続3回目。(2021年『52ヘルツのクジラたち』で大賞受賞、2022年『星を掬う』で10位)

一九八〇年生まれ。福岡県在住。
「カメルーンの青い魚」で、第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。二〇一七年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。他の著作に「コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―」シリーズ(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)などがある。本作で二〇二一年本屋大賞を受賞。
近著に『星を掬う』(中央公論新社)、『宙ごはん』 (小学館)、『あなたはここにいなくとも』(新潮社)。

2023年本屋大賞9位・『川のほとりに立つ者は』

カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。
松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。
「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。

『川のほとりに立つ者は』感想とおすすめポイント

多様性と障害について深く考えさせされる本でした。

一人一人を深く正しく理解することは難しいけど、自分とは違う人がたくさんいるのだということを知ることの大切さを訴えてきます。

隠し事の真実や事件解決への謎解きだけを追いかけてしまったら勿体ない物語です。

人との関わり方について自分なりに考えながら読んでいくと、物語がずっと深くなります。

今よりも人に優しくなれ、もっと生きやすくなる1冊です。

詳しくは、こちらのブログで紹介しています。

著者:寺地はるな(てらちはるな)について

本屋大賞ノミネート選出は、初。

1977年、佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞し、同作でデビュー。
21年、『水を縫う』で第9回河合隼雄物語賞を受賞。
著書に『夜が暗いとはかぎらない』『どうしてわたしはあの子じゃないの』『声の在りか』『ガラスの海を渡る舟』『カレーの時間』などがある。

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2023年本屋大賞10位・『#真相をお話しします』

私たちの日常に潜む小さな“歪み”、
あなたは見抜くことができるか。

家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)など、昨年「#拡散希望」が第74回日本推理作家協会賞を受賞。そして今年、第22回本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、いま話題沸騰中の著者による、現代日本の〈いま〉とミステリの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録。

『#真相をお話しします』感想とおすすめポイント

複雑な文章構成がなく読みやすいミステリーです。

どの物語も読んでいると最後はこんな展開かなと想像できるのですが、その想像の先を超えて物語は着地します。

扱っている題材もどこにでもあるようなものが多く、それが故に背筋が凍るような恐ろしさを感じます。

最高に面白いエンターテイメントと恐怖が絶妙なバランスに仕上がっています。

難しいミステリーは苦手で、サラッと謎解きを楽しみたい方におすすめ。

詳細は、こちらのブログで紹介しています。

著者:結城真一郎(ゆうきしんいちろう)について

本屋大賞選出ノミネートは、初。

1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、2019年に同作でデビュー。2020年に『プロジェクト・インソムニア』を刊行。同年、「小説新潮」掲載の短編小説「惨者面談」がアンソロジー『本格王2020』(講談社)に収録される。2021年には「#拡散希望」(「小説新潮」掲載)で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年、三冊目の長編作品である『救国ゲーム』を刊行し、第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出される。

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2023年本屋大賞個人的なおすすめ順位

ここでは、私が選ぶ2023年本屋大賞のおすすめ順位を発表します!

大賞『汝、星のごとく』
2位『方舟』
3位『月の立つ林で』
4位『光のとこにいてね』
5位『川のほとりに立つ者は』

大賞はやっぱりどう選んでも『汝、星のごとく』です。

私にとって今まで読んできた小説の中でも一番好きな小説となりました。

物語に引き込まれ、深く心に刺さるメッセージがあります。

2位は『方舟』

最後のどんでん返しの衝撃が大き過ぎて、ぜひ読んでこの驚きを実感してほしい1冊です。

3位は『月の立つ林で』

人との繋がりの大切さと想像を超えるラストが好きです。

4位は『光のとこにいてね』

3位とかなり迷いました。

まだまだ続きが読みたいと思う後を引く、切なく美しい物語でした。

5位は『川のほとりに立つ者は』

物語を通して、考えさせられることの多い作品で、読んだ後は今までよりも周囲の人たちに優しくなれる自分がいました。

2023年本屋大賞の涙なしには読めないおすすめ感動作品

私が選んだ2023年本屋大賞ノミネート作品でもっとも感動できる本は・・・・

『宙ごはん』!!

母として、やはり親子の物語には涙腺崩壊なのです。

読めば読むほど、涙がこぼれ、そして心が温まります。

2023年本屋大賞のおすすめ本格ミステリー小説

私が選んだ2023年本屋大賞ノミネート作品で最もおすすめな本格ミステリーは・・・

『爆弾』!!

ドンデン返しに関しては、『方舟』の方が逸品ですが、ミステリーとしての厚みは『爆弾』の方が上かなと思いました。

爆弾魔と刑事との心理ゲーム、目まぐるしく変わる展開に読むことを止められません。

本屋大賞Q&A

ここでは、本屋大賞に関する疑問について解説していきます。

本屋大賞とは

本屋大賞は書店員の投票だけで選ばれる賞です。

「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。 また「本屋大賞」は発掘部門も設けます。この「発掘部門」は既刊本市場の活性化を狙ったもので、過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと書店員が思った本を選びます。

ベテラン作家の選考委員が選ぶ直木賞や芥川賞と違い、書店員が選んでいるので、幅広く親しまれる本がノミネートしています。

本屋大賞の発表日はいつ?

2023年本屋大賞はこのようなスケジュールで発表となりました。

日程スケジュール
2022年12月1日一次投票、発掘部門、翻訳小説部門、投票スタート
2023年1月4日一次投票、発掘部門、投票締め切り
2023年1月20日ノミネート作品発表
二次投票スタート
2023年2月12日翻訳小説部門締め切り
2023年2月28日二次投票締め切り
2023年4月5日発掘部門「超発掘本」発表
2023年4月12日大賞作品、発掘部門、翻訳小説部門の結果発表

2023年本屋大賞の作品は文庫化されている?

2023年の本屋大賞ノミネート作品は、2022年に発売された本なので、まだ文庫化されている本はありません。

人気作品でも文庫化するのに2年半〜3年ほどかかりますので、文庫化されるまでまだ時間がかかると考えられます。

2023年本屋大賞作品をお得に読む方法を紹介!

話題の本屋大賞作品を読みたい方必見!!

お得に読める方法を紹介します。

本屋大賞にノミネートされた物語の世界はどれも私たちの心に響き、いつもの世界が違って見えたりします。

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こちらの記事でebookjapanについてまとめてありすので、のぞいてみてください。

2023年本屋大賞まとめ

毎年どの作品がノミネートされるのかワクワクする本屋大賞!

今年も思う存分楽しめました。

ぜひお気に入りの作品を探してみてください。

また来年の本屋大賞に向けて、今年発売の小説を楽しんでいこうと思います。

楽しみは永遠に続きます・・・。

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