【2019年本屋大賞受賞】小説『そして、バトンは渡された』要約、ネタバレあらすじ、感想、口コミ・レビューを紹介!感動して泣ける結末を考察。Amazonで無料で読む方法も!!

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泣ける!と話題の本屋大賞受賞の『そして、バトンは渡された』を紹介!

家族にとって大切なことをじわじわと感じる、全ての人におすすめの心温まる1冊です。

短くまとめたあらすじとネタバレありの詳細のあらすじがありますので、これから読んでみたい人も一度読んだ人も参考にしてみてください。

本記事では、『そして、バトンは渡された』のあらすじと感想、レビュー、結末の考察について、

私が読んで感じた魅力を余すことなく伝えていきますが、

『そして、バトンは渡された』を全て読めて、同じく本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』や『同志少女よ、敵を撃て』などの人気本12万冊以上の聴き放題対象作品から無料で聴くことができる「Amazon Audible」も紹介!!

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幸せは日常が生み出すもの。
特別なことは何もない。
感動のラストに向けて紡いでいく物語を楽しんでください。

本屋大賞受賞の小説『そして、バトンは渡された』の概要/文庫本発売日と出版社

『そして、バトンは渡された』は、2018年2月に文藝春秋から初版発行。
文庫本は2020年9月に発売されています。

大絶賛の2019年本屋大賞受賞作で、令和最大のベストセラーと言われています。

『そして、バトンは渡された』作者紹介

『そして、バトンは渡された』の作者は瀬尾まいこさん。

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』でデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、09年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を、19年『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「BOOK著者紹介情報」より

インタビューの中で、「ひどい人もたくさんいるけど、それ以上にいい人もたくさんいませんか?」とあり、デビュー以来「悪人が出てこない小説」を書いてきた理由として紹介されています。

『そして、バトンは渡された』要約・あらすじを短く紹介

森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作

『そして、バトンは渡された』登場人物

・優子(ゆうこ)
幼い頃に実母を亡くし、実父の再婚とその後の離婚によって、父親が三人、母親が二人という複雑な家庭環境を遍歴。優しく素直な女の子。

・森宮壮介(もりみやそうすけ)
優子の三番目の父親。優子が高校生の時に父親のなり、結婚するまで見守ります。東大卒の大企業勤め。責任感が強く、少し変わり者。

・田中梨花(たなかりか)
優子の二番目の母親。優子が小学生の時、母親になります。華やかで、人生を自由に楽しむ自由人。思いついたら即行動のエネルギッシュな女性でもあり、優子にたぐいまれな愛を注ぎます。

・水戸秀平(みとしゅうへい)
優子の実父。優子の実母を亡くしてからも、温かく娘を育てるが、梨花と再婚しやがて仕事で海外へ転勤になります。

・泉ヶ原茂雄(いずみがはらしげお)
優子の二番目の父親。優子の中学生の時に父親となる。懐は深く、優子と梨花を温かく見守っているお金持ち。

・早瀬賢人(はやせけんと)
優子の同級生で初恋の人。ピアノが上手い。

『そして、バトンは渡された』簡単な要約・あらすじ

親が変わっても、家族の形が変わってもたくさんの愛情を注いで育ててもらった森宮優子。
実の母は優子が3歳になる前に、事故で亡くなったと父親から聞かせれています。
母を幼い時に無くし、父とも一緒に過ごさなくなり、何も血の繋がりのない母や父に育てられていきます。
バトンが渡されながら、様々な人の愛情を注がれながら過ぎていく日常を描いた小説です。
最後まで読み終えた時には穏やかな感動とともに心が温かくなること間違いなしです。

『そして、バトンは渡された』口コミ・レビュー

小説の口コミ・レビューを紹介します。

わたしも沢山の愛情を子どもに注いでいこう。幸せになれる1冊。

読書メーター感想・レビューより

自分が子供として無償の愛を受けてこれたこと、帰る場所があること、それって血の繋がりとか関係なくとても幸せであたたかいことなんだと実感

読書メーター感想。レビューより

瀬尾まいこさんの物語はあたたかい。2022年NO.1かもしれない。

読書メーター感想・レビューより

瀬尾まいこさんの小説は心が洗われる。とても優しい世界で忘れていた感情を思い出させてくれる。「親になるとは未来が2倍になること」という言葉がとても印象的だった。

読書メーター感想。レビューより

感情の起伏があまり感じられない淡々とした描き方なのに、人の迷いや温かさがとても身に染みる作品でした。今はいろんな家族のかたちがあると思いますが、血の繋がりだけでは無い家族という言葉の響きに心があたたかくなりました。

読書メーター感想・レビューより

『そして、バトンは渡された』あらすじを詳しく紹介【ネタバレあり】

ここからは、ネタバレを含みますのでまだ読んでいない方は注意してください。

まずは優子の時系列を説明します。
優子は家族の形態が7回変わっていて、父が3人、母が2人います。

  1. 実の両親との暮らし(水戸優子)
  2. 実の母の死により、実の父親との二人暮らし(水戸優子)
  3. 実の父親の再婚により、実の父親と梨花との暮らし(水戸優子)
  4. 実の父親と梨花の離婚により、梨花との二人暮らし(田中優子)
  5. 梨花の再婚により、泉ヶ原茂雄と梨花との暮らし(泉ヶ原優子)
  6. 梨花が出て行き泉ヶ原との離婚のため泉ヶ原との二人暮らし(泉ヶ原優子)
  7. 梨花と森宮壮介との再婚により、森宮と梨花との暮らし(森宮優子)
  8. 森宮と梨花の離婚により森宮との二人暮らし(森宮優子)

大人の都合に振り回され家族の形態が次々に変わっていく優子ですが、決して不幸では無いということがポイント。
どの親にも沢山の愛情を注がれた優子。
優子の幸せを一番に考えて大人が選んできた選択なのです。

自分以外に大切な存在がいるといことは、人生の生きる意味になるのです。
そんな生きる意味を与えてくれた優子に大人たちも沢山の幸せをもらい、毎日を過ごします。

自分の未来と、自分よりたくさんの可能性と未来を含んだ明日が、やってくるんだって。親になるって、未来が二倍以上になることだよって。明日が二つにできるなんて、すごいと思わない?未来が倍になるなら絶対にしたいだろう

『そして、バトンは渡された』より

これは森宮さんのセリフ。
親になるって、未来が2倍になるという言葉に涙ぐみます。

『そして、バトンは渡された』は2つの章で構成されています。
1章は、現在森宮さんと暮らす高校三年生の優子と並行して、これまでの経緯を回想する過去の場面が描かれています。
全体の7割以上がこの章に充てられています。

2章は、優子が大学を卒業して就職した後から結婚するまでが描かれています。
2章で様々なことが明らかになり、題名の『そして、バトンは渡された』の意味もわかります。

第1章

困った。全然不幸ではないのだ。少しでも厄介なことや困難を抱えていればいいのだけど、適当なものは見当たらない。

『そして、バトンは渡された』

この冒頭で1章が始まります。
優子は複雑な家庭環境で育っていますが、全く不幸ではありません。
コロコロ変わる親全員に心から愛されて過ごしてきたからです。
学校で友達にいじめられても、時間が解決するからと笑顔で乗り切る強さは底抜けに明るい梨花さんの影響と、自分には温かく迎えてくれる家があるから。

そんな素敵な家族と過ごした日々である1章のあらすじを紹介します。

水戸優子の時のこと

幼い時に実の母親を亡くし、父親との2人暮らし。
自分には母親がいなくて、どう頑張っても絶対に会えないという現実に自分の家族、そばにいてくれた人を亡くすというのは何よりも悲しいことだと思っています。

そんな時に新しいお母さんができました。
実の父親が再婚することになるのです
そこに新しいお母さんとして現れたのが梨花さん。

女の子なんだから、好かれなくちゃだめだよ。お年寄りだろうと子どもだろうと、女だろうと男だろうと。人に好かれるかどうかで女は幸せになれるかどうかが決まる

『そして、バトンは渡された』より

優子にとっては梨花はあこがれていた全てが詰まっていました。

幸せな3人での暮らしが始まったのも束の間、実の父親がブラジル行きを言い出します。
優子は友達と離れたくないこと、何よりも梨花さんとの生活が好きなことで、実の父親にはついていかないことを決意します。

田中優子の時のこと

大雑把で自由に生きる梨花との小さなアパートへ引っ越して始まった貧しい生活。
梨花はお金が余れば余った分だけ、使ってしまいます。
貧乏だけど、どんな生活でも思いっきり楽しむことができる梨花。

ブラジルに行ったお父さんに毎週手紙を書いていたのに、全く返事がないことに優子は落ち込みます。
この届かない手紙の理由はラストで明らかになります。

泉ヶ原優子の時のこと

ピアノを習いたいという優子の願いを叶えるために泉ヶ原さんと再婚した梨花。
小さなアパートから一転、防音設備のある大きなお屋敷に引っ越すことになります。
そこには、新しい父親とグランドピアノ。
生活は一変して、裕福な暮らしとなります。
暮らしは恵まれているけど、梨花さんと二人で過ごした自由さはない。
そんな中、梨花さんはここでの生活を「息苦しい」「窮屈だ」と言って出て行ってしまいます。
優子はそんな梨花さんについていくことを選ばずに、毎日ピアノを弾く生活を選ぶのです。

森宮優子の時のこと

梨花が3番目に選んだ人は、堅実でまともな人、森宮さん。
でも、たった2ヶ月で梨花は出て行ってしまいます。そして離婚届が送られてきます。

梨花のことは好きだけど、大事なのは優子ちゃんだ。俺、人である前に、男である前に、父親だからね。この離婚届出したら、結婚相手の子どもじゃなくて、正真正銘の優子ちゃんの父親になれるってことだよ。なんか得した気分

『そして、バトンは渡された』より

こうして、森宮さんとの二人暮らしがスタートします。

森宮さんとの生活では、毎日賑やかな食卓、食にまつわるエピソードがたくさん出てきます。

塞いでいるときも元気なときも、ごはんを作ってくれる人がいる。それは、どんな献立よりも力を与えてくれることかもしれない。

『そして、バトンは渡された』より


学校での様々なことも、美味しい食事に包まれ、まぁなるようにしかならないとなるわけです。
食卓を囲む優子と森宮さんとの会話も温かく、心がほっこりします。
2人の親子としての愛のある会話はぜひ本を読んでみてください。
「あ〜、家族っていいな」と思います。

1章の最後のシーンは優子の高校の卒業式。
先生に「森宮優子」と呼ばれ「はい」と答え起立する。

森宮優子。いい響きの名前だ。
次、自分の苗字を変えることがあるとするなら、それは自分自身だ。それまでは森宮優子。
それが私の名前だ。

第2章

大学を卒業して、就職先でバッタリと会った高校時代の同級生で初恋の相手でもある早瀬くんとの結婚から話が始まります。
森宮さんは早瀬くんとの結婚に大反対です。
あんなに上手だったピアノを途中でやめ、料理人になると行ってあちこちの国に行っているから・・・。

そこで優子は森宮さん以外の親に賛成してもらって森宮さん1人が反対できない状況にしようと考えます。
泉ヶ原さん、梨花、実の父親に会って結婚を賛成してもらおうとしますが、ここで思わぬ真実に出会います。

梨花さんの今と森宮さんと結婚した理由、実の父親がブラジルに行った後の手紙のこと。
真実はぜひ本を読んでみてください。

『そして、バトンは渡された』感動の泣ける結末を考察【ネタバレあり】

ここまで優子の視点で物語が進んでいきますが、最後は森宮さんの視点に変わり、タイトルの意味がわかります。

『そして、バトンは渡された』

今まで、いろんな親が落とさないように渡してきたバトン。
これは最後に優子の結婚相手、早瀬くんに渡されたのです。
早瀬優子として、また新しい人生が始まります。

本当に幸せなのは、誰かと共に喜びを紡いでいる時じゃない。自分の知らない未来へとバトンを渡す時だ。あの日決めた覚悟が、ここへ連れてきてくれた。

『そして、バトンは渡された』より

『そして、バトンは渡された』感想【ネタバレあり】

子どもが大人に充分に愛されて育つことも大事。
でも、心から愛する対象がいること、守りたい対象がいることはもっと幸せなのかもしれない・・・。

それぞれの親が落とさないように繋いできたバトンは優子のためだけではなく、自分のためでもあったのだなと思います。

家族とは血の繋がりが大切なのではなく、どれだけ相手を思いやって共に生きてきたかが大切。
毎日の当たり前が幸せなのだと、心が温まり最後にじんわり涙がでるそんな本でした。

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『そして、バトンは渡された』は、永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で2021年に映画化されています。
読んだ小説が映画化されると、どんな風に映像化されているのか気になるものです。

小説は温かい家族の愛がじんわりと伝わって、ポロっと涙が出る感じですが、映画はもっと感動的にドラマチックに描かれています。
小説と映画では多少設定が違いますが、この感動的なストーリーの進みに号泣です。
久しぶりに声をあげて泣きました・・・。

涙を流すことはストレス解消にもなると言われています。
毎日のモヤモヤにストレスの溜まっている方には、日常の当たり前がいかに幸せであるのかと感謝の気持ちが湧き上がり、かつ号泣してストレス発散もでき、一石二鳥でおすすめです!!

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『そして、バトンは渡された』魅力的な小説のまとめ

毎日いろんなことを求めて、うまくいかなくて、モヤモヤしている気持ちも、ほっこり幸せに包まれる温かい小説です。
家族として、血の繋がりよりずっとずっと大切なものを見つけることができます。
そして、何よりも自分以外の人を心から大切に思えた時の未来の楽しみを知ることができます。

幸せって、なんでもない毎日に転がっているものです。

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